家の内装をモダンにするには?センスよく見せるコツとおすすめの素材選び

「新築する家の内装をおしゃれにしたい!」と思ったとき、どんなインテリアで仕上げたいと思いますか?
特に人気が高いのはモダンな内装ですが、いざ住まいに取り入れようとすると「何をどうしたらいいのかわからない」と、悩む方も多いです。
今回は、モダンな内装が人気の理由や代表的なテイストの種類、そしてモダンな内装を実現するための3つのアイディアを紹介します。おすすめの建具の選び方も解説しますので、家の内装をモダンにしたい方はぜひ参考にしてください。
そもそも「モダン」とはどんなデザイン?

モダンとは、英語の「modern」に由来し、「現代的な」または「その時代にあったもの」という意味があります。「クラシック」や「レトロ」とは対照的な言葉で、インテリアの分野では「現代的で洗練されたスタイル」を指すことが多いです。
モダンデザインの特徴は、シンプルで直線的なデザインが多い点にあります。素材の質感を活かすスタイルのため、木材やガラス、アイアンや大理石など、さまざまな素材が用いられるのも特徴です。
シンプルで取り入れやすく、好みに応じて幅広いテイストから選べるため、家の内装でも特に好まれています。
家の内装でモダンテイストが人気の理由

シンプルで洗練されたモダンテイストは、数あるインテリアの種類の中でも特に人気が高いテイストです。モダンテイストが人気の理由を、3つの視点から解説します。
シンプルで世代を選ばない
モダンテイストは、余分な装飾が少なく、直線を意識したシンプルなデザインが特徴です。日常を過ごす中でライフスタイルの変化があっても、くつろぎ感のある内装で長く親しめるため、住まいのインテリアとして優れています。
流行に左右されず飽きがこない
モダンテイストは流行に左右されにくく、飽きがこないので、長く親しんで使えます。インテリア小物や照明、クッションなどのファブリック類をアクセントとして使いやすく、気分に合わせて室内の印象を変えやすいのも魅力です。
他のテイストと組み合わせやすい
モダンテイストはナチュラルや和、北欧など他のテイストとも組み合わせやすいため、見た目の印象を変えやすいのも特徴です。選ぶ色や素材によって雰囲気が大きく変わるので、多くの事例を参考にしながら、自分の好みに合ったテイストを見つけてください。
「モダン」に含まれる4つのテイスト
家の内装をモダンにするなら、ある程度テイストのイメージを固めておくのが大切です。ここでは、モダンに含まれる代表的な4つのテイストを、杉野製作所が手がけた事例写真をもとに紹介します。
シンプルモダン

掲載事例|MUKUICHI オーク 片開き戸 ハイドア / シナ 片引戸 タイプB ハイドア
シンプルモダンは、直線的なデザインと白・黒・グレーなどの落ち着いた色合いを使い、モダンスタイルの中でも都会的な印象です。全体的にすっきりと整い、無駄のない洗練された印象を与えます。
こちらの事例では、天然木のドアと木製家具を組み合わせ、落ち着いたくつろぎ感を得られるようにしています。ガラスやメタル調など、硬質な素材とも相性がよいので、豊富な組み合わせを楽しめるテイストです。
ナチュラルモダン

掲載事例|DOAX シナ 片引戸 枠セット
ナチュラルモダンは、天然木や布の質感にこだわった、洗練さの中にもぬくもりが感じられるスタイルです。無垢のフローリングや木製家具、天然木を使った室内ドアなどで素材感を統一すると、印象がまとまりやすくなります。
家族が集まるリビングはもちろんのこと、家全体のコーディネートでもよく選ばれているスタイルです。
和モダン

掲載事例|特注 モザイク障子 枠セット / 杉 ガラス戸 枠セット
和モダンとは、「和」と「モダン」を組み合わせたデザインで、近年注目を集めているインテリアスタイルです。
こちらの事例では、リビングとつながった和室に、モザイク模様が特徴的な障子を取り入れました。畳や照明で和の雰囲気を持たせつつ、全体をモダンな印象でまとめています。ブラウンのローソファーとグリーンのラグも、部屋全体のアクセントになっています。
北欧モダン

掲載事例|DOAX シナ 片引戸 枠セット
北欧モダンテイストとは、フィンランドやノルウェー、デンマークやスウェーデンなどが発祥の北欧テイストと、モダンデザインの2つを組み合わせたスタイルです。ブルーやグレーなどの色味を基調に、直線的なデザインとぬくもりのある木目家具や建具を組み合わせるのが特徴です。
こちらの事例では、グレーの壁に合わせて、フローリングと引き戸に明るい木目を選びました。照明もダウンライトを採用するなど、居心地のよさへのこだわりが細部まで込められています。
家の内装をモダンにする3つのアイディア

家の内装をモダンにしたいけれど、具体的にどうすればいいのか迷ったら、次の3つのポイントを意識してみましょう。
- 白を基調にした配色で統一感を出す
- 空間に「余白」をつくる
- 家具や建具の素材・質感にこだわる
これら3つのポイントを押さえると、空間の印象がまとまっておしゃれなインテリアが実現しますので、ぜひ試してみてください。
白を基調にした配色で統一感を出す
モダンな内装にしたいときは、壁や天井といった広い面に、白を基調にした色を使うのがおすすめです。白をベースにした室内は明るい印象になり、建具や家具の色も組み合わせやすくなります。
壁や天井など基準となる色を決めてから、床や建具、家具などポイントになる色を選ぶと、バランスよくまとまるのでおすすめです。
空間に「余白」をつくる
都会的でモダンな内装を目指すなら、「抜け感」を意識しましょう。家具を詰め込みすぎず、床や壁が見える余白を残すことで、圧迫感のないくつろいだ雰囲気を演出できます。
家具は直線的なデザインに統一し、空間を広く感じさせるダウンライトや間接照明を選ぶのもおすすめです。
家具や建具の素材・質感にこだわる
同じようなデザインの家具や建具でも、使っている素材がワンランク上質なものだと、高級感のある内装になります。天然木を使用した建具は、触れたときの触感も滑らかで心地よく、モダンな内装で落ち着きと上質さを演出したいときに最適です。
モダンな内装を引き立てる建具選びのコツ

モダンな内装で、住まいをワンランク上質な印象にしたいときは、室内ドアなどの建具にもこだわりたいところです。ドアは室内でも面積が大きく、日常的に触れるものなので、質感のよさも意識しましょう。ここでは、モダンな内装に合わせて建具を選ぶ際の3つのポイントを紹介します。
色合いのトーンを合わせる
ドアと床の色合いを揃えると、インテリアに統一感がうまれます。明るい色調の床材には、ナチュラルな「オーク」や軽やかさな「シナ」を。落ち着いた色合いの床材には、深みのある「ウォールナット」やデザイン性の高い「ラワン」もおすすめです。
杉野製作所では、天然木の魅力を活かしたドアを製造しています。使用している木材の種類については、以下からご覧ください。
「引き戸」や「ハイドア」ですっきりとした印象にする
モダンテイストには、横にスライドさせる引き戸や、通常のドアよりも高さのあるハイドアがよく合います。開き戸に比べて少ない力で開けることができる引き戸は、日常的に使いやすい点が魅力です。また、ハイドアは垂れ壁がないため、開けたときに光が奥まで届きやすくなります。


無垢材などの上質な素材を選ぶ
シンプルなモダンテイストは、合わせる建具や家具の上質さにこだわるのもポイントです。特におすすめなのは、「無垢材」や「天然木突板」を使用した、木目の美しさを感じられる木製ドアです。無垢材は触れたときの心地よさも感じられるため、日常的に触れるドアの印象をさらに高めてくれます。

家の内装をモダンに仕上げる杉野製作所の木製ドア

家の内装をモダンにするなら、建具の素材にもこだわって、さらに上質な印象に仕上げましょう。ドアや建具は空間の印象を大きく左右する大切な要素ですので、木目の美しさにもぜひ注目してください。
大分県宇佐市の杉野製作所では、無垢材を使用した「MUKUICHI」や、天然木突板を使用した「DOAX」を製造・販売しています。杉野製作所の木製ドアにご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
