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杉野製作所
SUGINO DOOR
天然素材の無垢材を使用した木製ドアを職人が1枚1枚丁寧に製作する木製ドアメーカー、杉野製作所が【心地のいい暮らし】をテーマにお役立ち情報をお届けします。

〒879-1124 大分県宇佐市山178-1
TEL:0978-37-0233

後悔しないハイドアの選び方。ハイドアドアを選ぶ3つのポイントとおすすめの設置場所

スタイリッシュな見た目になると人気のハイドア。

洗練された目をひくデザインで、ハイドアは注文住宅を検討中の方からも特に注目を集めています。

しかし実際に使っている人からは「こんなはずではなかった」と後悔する意見も聞かれるため、ハイドアの設置を迷う方も多いでしょう。

今回は、ハイドアが気になるけれど「実際どうなの?」と迷っている方に向け、ハイドアを選ぶときの3つのポイントを解説します。

おすすめの設置場所もわかりやすく紹介しますので、ポイントを押さえてぜひ素敵なハイドアを選んでください。

目次

ハイドアとは

ハイドアとは、一般的なドアよりも高さがあり、主に2m以上あるドアのこと。

特にドアと天井の間の「垂れ壁」をなくし、床から天井まで届くドアを「ハイドア」と呼ぶケースが多いです。

一般的なドアよりも大きくて存在感があるため、ドア自体のデザインは比較的シンプルで、素材のよさが際立ちます。

ドア自体の細かな装飾性よりは、空間としてのスタイリッシュさや、質感のよさを楽しむドアです。

ハイドアのメリット

すっきりとした見た目のハイドアは、インテリアにこだわりたい方から特に人気があります。3つの主なメリットを見ていきましょう。

見た目がスタイリッシュ

垂れ壁をなくし天井と同じ高さに揃えたハイドアは、天井とドアのラインが揃い、見た目がスタイリッシュになります。

隣の空間とのつながりを得やすく部屋が広く感じられますし、開けたときの解放感も抜群。
ドアを開けているときも閉めているときも、スタイリッシュなおしゃれを楽しめるドアです。

高級感がある

落ち着いた余裕のあるデザインは、高級感を演出します。

天井まで伸びやかに届くハイドアから得られるのは、無駄のないデザインによる落ち着きです。
天然の木目を使用した質の良いドアを選べば、高級感はさらに増すでしょう。

部屋が明るくなる

ハイドアは天井との間に垂れ壁がないので、ドアを開けたときに光が遮られず、奥まで差し込みます。

廊下の突き当たりや、リビングダイニングへの入り口など。
ハイドアは光を取り入れて明るくしたい場所にも、適したドアです。

ハイドアが後悔しやすいといわれる理由

ハイドアが後悔しやすいといわれる、4つの理由を解説します。

コストがかかる

ハイドアは製品サイズが大きいため、通常のドアと比べて価格が高くなりやすいです。ハイドアは一般的なドアの2倍近くするケースもあります。
なお、使用する素材とドアの性能によって価格の幅は広がります。

ただし天井まで届くハイドアは壁の施工費を抑えられるため、ドア単体ではなくトータルのコストで考えるのがおすすめです。
ハイドア本体の価格だけで考えずに、一度見積もりをとってから検討するとよいでしょう。

音や光が漏れやすい

ハイドアは、見た目をすっきりとさせるためにドア枠をなくしているケースが多いです。

使い心地に影響はありませんが、一般的なドアよりも閉めたときの天井との隙間が大きいため、音や光が漏れやすいです。
音や光だけでなく、隙間風も通りやすくなるため、冬の冷え込みを避けたい方は慎重に検討してください。

圧迫感が出やすい

面積の広いハイドアは、設置場所や選ぶ色によっては圧迫感が出やすいです。

個室の出入り口よりも、リビングダイニングなどある程度開放感のある場所に使った方が、ハイドアの魅力を十分に引き出せます。
圧迫感を軽減したければ、ドアの色合いは落ち着いたものよりも、明るくナチュラルな色合いを選ぶのがおすすめです。

ドアの開閉が重い

ハイドアは通常のドアよりも大きいので、開閉は重たくなりやすいです。
特に開き扉は表面積の広さから通常よりも空気抵抗が大きくなり、さらに重く感じられます。
小さなお子さまがいる世帯や、高齢の方と同居している世帯では、慎重に設置場所を考えましょう。

ハイドアを選ぶときの3つのポイント

注意点を踏まえた上で、ハイドアを選ぶときのポイントを3つ紹介します。

ドアの色を考える

圧迫感を軽減させたければ、ドアの色を考えましょう。

ハイドアは存在感があるため、壁とのコントラストが強いとドアの印象がさらに強調され、実際よりも空間が狭く感じられます。

コンパクトな空間にハイドアを設置したいときは、壁と色の系統を合わせたり、明るめの色調を選ぶのがおすすめです。

ドアのタイプを考える

開閉のしやすさを重視するなら、開き戸ではなく引き戸タイプのハイドアを選びましょう。

最近は家事動線をよくするために、洗面所や浴室、キッチンなどをぐるりと回れる「回遊動線」も増えています。

回遊動線を取り入れた間取りの多くでは、パントリーや洗面室の入り口が、リビングダイニングと隣接するのも特徴的。頻繁に開け閉めする場所に引き戸を選べば、ドア自体の開閉のしやすさだけでなく、間仕切りとしての効果も高まります。

ただし、引き戸の引き込み部分には照明スイッチやコンセントの取り付けができないため、注意してください。

設置場所を考える

ハイドアを選ぶときは、設置場所をよく検討しましょう。

室内ドアのデザインを統一するのも素敵ですが、ハイドアのメリットをいかすなら、ここぞという場所にアクセントで使うのがおすすめです。

たとえば子ども部屋には、開け閉めしやすいように通常のドアを。玄関ホールやリビングへの入り口には、デザイン性を重視してハイドアを設置するなど、目的と用途に応じて使い分けましょう。

事例から見るおすすめのハイドアの設置場所

実際にハイドアを設置するなら、どの場所がおすすめなのか。施工事例をもとに紹介します。

リビング

まずおすすめなのが、家族の集まるリビングです。

室内を広く感じられますし、デザインにこだわったハイドアを設置すれば、リビングはさらにお気に入りの空間になります。

こちらの事例は、開口部の広い窓とガラスを使ったハイドアの組み合わせが、とてもおしゃれ。
ハイドアを使って天井とドアの間に壁のラインが入るのを防ぎ、視覚効果からの開放感をさらに高めています。

実はこちらのハイドアは、食器棚としても使える収納庫に設置されています。

壁面として使用せずに、リビングダイニングの壁にあえて収納庫を造作。曇りガラスを使ったハイドアの設置により、空間の奥行きを演出しました。

デザイン性だけでなく実用面も追求した、工夫あふれるハイドアの使い方です。

掲載事例:特注 シナ+スプルース 塗りつぶし 枠セット

玄関ホール

空間のつながりや高級感を演出するハイドアは、玄関ホールにもおすすめです。

玄関ホールからリビングにかけては、訪れたお客さまを迎える、家の顔ともいえる場所。素材にこだわったハイドアを使用して、お客さまや帰宅する家族を、心地よく出迎えましょう。

こちらの事例では、ドアの横にあえてスペースをあけているのも特徴的。開けているときも閉めているときも、空間のつながりと明るさを叶えてくれるドアです。

掲載事例:MUKUICHI オーク 片開き戸 ハイドア / シナ 片引き戸 タイプB ハイドア

収納庫

間仕切りとしても使えるハイドアは、収納庫の扉にもおすすめ。

こちらの事例では、キッチン背面の家電や食器・食材を収納するスペースに、引き戸タイプのハイドアを壁と同じ色合いで設置。

引き戸を閉めるだけで簡単に生活感を隠せるので、急なお客さまが来ても安心。間仕切りとしてもおすすめなハイドアは、収納庫だけでなく、リビング続きの居室にも最適です。

掲載事例:シナ 3枚引き違い戸 ハイドア 塗りつぶし

おしゃれで高級感のあるハイドアは杉野製作所におまかせ

存在感のあるハイドアは、ぜひ設置場所のポイントを押さえて効果的に使いましょう。

素材にこだわり質感のよいハイドアを設置すれば、室内はさらにおしゃれで、上質な空間に仕上がります。

大分県宇佐市の杉野製作所が提供するのは、職人が1枚ずつ丁寧に仕上げ、デザインと質のよさにこだわりぬいたドア。

天然の木目の美しさと上質さが感じられるハイドアが気になる方は、ぜひお気軽に、杉野製作所へご相談ください。

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監修者

金谷悠司のアバター 金谷悠司 杉野製作所:専務取締役

天然素材の無垢材を使用した木製ドアメーカー、杉野製作所です。「良い住宅を造りたい」という強い想いのある人に選ばれるため、職人が1枚1枚丁寧にドアを製作しています。
【心地のいい暮らし】をテーマに、新築やリフォームの際の空間づくりに役立つ情報をお届けします。

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