建築のプロが自宅に選んだ「ラワン」の魅力｜DOAX ラワン 塗装無し

「天然木の素材の良さに憧れるけれど、できるだけコストを抑えたい」というのは、住まいを新築する皆さま共通のお悩みでしょう。

素材の良さを活かしながら、コストを抑えて上質な木製ドアを楽しみたい――。

このような希望をお持ちの方に紹介したいのが、「ラワン材」を使用した杉野製作所の木製ドア「DOAX」です。ラワン材はキャビネットや机などにもよく使われる「合板」の基本的な材料で、わたしたちの身近にあふれています。

木目の美しさが印象的で入手しやすく加工もしやすいラワン材は、コストパフォーマンスに優れ、建築のプロも注目する素材です。今回は、杉野製作所が手がけるラワン材の「DOAX」を採用したご自宅の事例を紹介しながら、天然木で仕上げる木製ドアの魅力をご紹介します。

美観とコストパフォーマンスに優れた木材「ラワン」

ラワンは東南アジア原産の広葉樹で、適度な硬さと加工のしやすさから、建築資材や木製家具などにも広く使われている素材です。赤褐色の木肌とはっきりとした木目が美しく、ナチュラルからモダンまで幅広いインテリアテイストにもよく合います。

「コストパフォーマンスのよさ」と「美しさ」の2つの魅力を持つラワンは、建築士の方が自宅に選ぶように、建築のプロからも支持される素材です。その理由の1つが、ラワンを加工する際に使われる「ロータリーカット」という製法にあります。

ロータリーカットとは、木材を回転させながらスライスする方法のことで、大根の「かつら剥き」のようなイメージです。この方法はラワンやシナなど、限られた種類の木材にしか使えませんが、1本の丸太から広い面積の素材を取ることができるため、価格を抑えられることも大きな魅力です。

＜Point＞ ・　「コストパフォーマンス」と「美しさ」を両立させる木材 ・　赤褐色の木肌とはっきりした木目が特徴で、幅広いインテリアテイストに合わせやすい ・　「ロータリーカット」で、自然に木目がつながる面積の広い素材を確保できる

それでは早速、「ラワン」をふんだんに使った魅力的な室内ドアの事例を見ていきましょう。

空間をゆるやかにつなぐ「かまち組風1枚ガラス」デザイン

設計士として活躍する施主様がこだわったのは、空間をゆるやかにつなぐ印象的なデザイン。家族がくつろぐリビングと、人が出入りする廊下とのつながりを意識して、廊下に面した扉には「かまち組風1枚ガラスデザイン」のガラス戸を採用しました。また、ドア枠の色合いを周囲と揃えることで、空間全体がより統一感のある印象に仕上がっています。

クリアな1枚ガラスを使用しているので、リビングにさらに奥行きが加わり、空間を広く感じられます。1枚ガラスを取り入れたデザインも、杉野製作所はオプションで対応可能です。ガラス扉を採用したリビングドアは採光に優れ、空間も広く感じられるため、新築住宅で特に人気があります。

リビングドアにガラス扉を採用することで、帰宅した家族の様子がわかり、すぐに出迎えやすくなるというメリットも生まれます。リビングドアにガラスを使うメリットについては、以下の記事もぜひご覧ください。

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壁や天井にもラワン材を使った特別な空間

建築のプロならではの視点で、室内ドアだけでなく壁や天井にもラワン材を使用し、寝室へと続く廊下を木のぬくもりあふれる特別な空間に仕上げました。さらに、無垢材のカウンターも造作し、木に包まれた空間にアクセントを加えています。

ラワン材に映える照明の色合いも温かく、1日の疲れを癒す落ち着きのある印象に整えています。

細部にあらわれる杉野製作所のこだわり

機能性と見た目の美しさにこだわり、開き扉の丁番にも工夫を凝らしています。通常は上下に細長い丁番が使われますが、杉野製作所では目立ちにくく、スタイリッシュなデザインの丁番を標準で採用しています。

こだわりは、細部にこそ宿ります。ご家族が長年過ごす住まいにこそ、上質な木製ドアをお届けしたい。その思いが、丁番という金具1つの選び方にも現れています。

思い出のアイテムを新居につなぐ

今回は施主様より「今までの住まいの一部を、思い出として新居に活かしたい」というご要望があり、上部に横長ガラスを入れる仕様のオプションを上手に活用していただきました。

これまでのお住まいで使用されていたガラスを再利用されています。

室内ドアの発注から納品までの主なプロセス

杉野製作所は、製造工程の多くを職人の手作業で行う木製ドアメーカーです。ご注文から納品までの日数や、主な手続きの流れについてご説明します。

ご注文から納品までの流れと日数の目安

杉野製作所では、枠の先行発送を無料で行っています。建築工事がスムーズに進むので多くのお客さまが枠の先行配送を希望されますし、現場から喜ばれるポイントです。

＜ご注文から納品までの流れ＞ ・　ホームページでのお見積り依頼から1週間程度で、当社から具体的な金額をご案内 ・　金額に問題がなければ、図面を作成 ・　図面内容承認後に製作をはじめ、ドア枠から先行発送。その後、ドア本体も発送

枠の先行発送は、最短でご注文から14営業日となっており、ドア本体の納品は1～2ヶ月後が目安となります。ドアとドア枠を分けて発送することになりますが、それぞれの送料は送料込みの固定価格でお見積りに記載していますので、ご確認ください。

各種オプション対応もご相談ください

杉野製作所では、ご要望にあわせたオプション対応も承っております。

たとえば、玄関横に設置した4枚折れ戸を床から浮かせる「土間仕様」にしたのも、オプション対応で承っています。すき間をあけることで通気性がよくなり、土足のままでも使いやすい収納になりました。

ラワンの木肌はこちらのように、やや赤みがかった色合いです。木そのものの穏やかなぬくもりを感じられる質感で、どのようなインテリアにもよく合います。

建築のプロから選ばれる確かな品質｜杉野製作所「DOAX」

天然素材の魅力は、ご家族と共にある日々の中で自然と経年変化し、日常により一層馴染んでいくことです。天然木の美しさと質感の素晴らしさを、木製ドアという形でみなさまに届けるために、杉野製作所は今日も天然木にこだわった木製ドアをつくり続けています。

その姿勢を評価いただいてか、杉野製作所では今回ご紹介した事例のように、設計士の方や工務店の現場監督の方など、建築のプロがご自宅やモデルハウスに採用くださっています。

今回は、天然木突板を使った木製ドア「DOAX」から、ラワン材を活かした室内ドアを採用された事例をご紹介しました。「DOAX」をはじめ、杉野製作所が手がける木製ドアにご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。